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5都市12公演のライブツアーを締めくくったAKB48の若手メンバーたち=2024年9月29日、横浜市 ©AKB48
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 アイドルグループAKB48の若手メンバーによるライブ「新メンバー挨拶まわり~私たち、AKB48です~」が29日、KT Zepp Yokohama(横浜市)で開かれた。7月から仙台、大阪、名古屋、福岡、横浜の5都市を回り、計12公演を「完走」した。

  • 柏木由紀さんが貫いた「アイドル道」 ファンを夢中にさせた17年

同期の絆…小濱心音さんのうちわ掲げる

 出演したのは、17期生、18期研究生、19期研究生の計22人。2022年以降に加入し、卒業した柏木由紀さんらが抜けた「新生AKB48」を担うメンバーたちだ。

 この日は昼夜の2公演で、いずれも「大声ダイヤモンド」や「言い訳Maybe」など15年以上も歌い継がれてきた代表曲から、最新シングル「恋 詰んじゃった」まで、勢いのあるパフォーマンスをステージで披露した。

 昼公演では、山崎空さん(20)が「まだ足りない部分もありますけど、これからも一緒についてきてくれるとうれしいです」と会場のファンに呼びかけた。

 ツアーファイナルとなった夜公演の終盤では、水島美結さん(20)が「これからAKB48を引っ張っていける存在になれるようがんばっていきましょう!」とメンバーたちを鼓舞した。

 7月に始まったツアーを駆け抜けたメンバーたちとの別れを惜しむように、会場からはダブルアンコールが起きた。ツアーを振り返る軌跡映像が流れ、再び22人がステージに登場。畠山希美さん(16)は今月22日に活動を終了した同期の小濱心音さん(17)のうちわを掲げた。全員で、出会いと別れをテーマにした楽曲「約束よ」を歌った。

 最後にあいさつしたのは、最新シングルでセンターを務める17期の佐藤綺星さん(20)。「まだまだ未熟な私たちですが、もっと上を目指して、もっと大きな会場でコンサートができるように精一杯がんばります。今のAKB48は本当に最高だと思っています。17期生・18期研究生・19期研究生がAKB48をもっと盛り上げて、新時代をつくっていきます!」と締めくくった。(小松隆次郎)

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